【ビタミンC】を最も必要とする臓器が、アトピーと関わりまくっているという話

アトピーケアあれこれ
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アトピー、体調不調の際に
「先ず、なんのサプリを優先で摂る?」
と聞かれたら

・消化酵素
・マグネシウム
・亜鉛
・ビタミンC

です。(あとサプリじゃないけど、出汁)

今日はそんなビタミンCの生体内分布の話。

 

栄養素の優先順位

ビタミンCのみに限らずですが、栄養素には使われる臓器に優先順位があります。
臓器によって、栄養素を必要とする量が違います。

優先順位として
欠乏している臓器>必要量が多い臓器や細胞等>必要量の低い臓器や細胞等
という順で分布されていきます。

 

臓器のビタミンC濃度

 

ビタミンC濃度の高い臓器というのは、言い換えると
ビタミンCの必要量が多い臓器』
とも言えます。

生き残るために必要な臓器に優先的に必要量が高くその順は

『副腎>白血球>眼の水晶体>肝臓>脳』です。

そうです。

ホルモン、免疫、解毒、排毒、からだの統合に必要な臓器たちです。

 

 

アトピーにVCが必要な理由

 

アトピー、体調不良の人はこの上記の『副腎、脳、肝臓、(白血球もよく使われているよね)』炎症を起こしていたり、機能低下の状態になっていることがほとんどです。(そうなっていない人を見たことがない)

 

特に…↓

コルチゾールの生成にビタミンCが必須

まずはコレですね。

コルチゾールを解明して、薬として作られてたのがかの有名な「ステロイド」

抗炎症免疫抑制をもつ薬はステロイド以外ないと言われ、発見者はノーベル賞を受賞しています。

そんな奇跡の薬と呼ばれるほどの効果のあるものを、人間の体は生み出せるわけですがコルチゾールの生成にはビタミンCが必須です。材料の一つっす。

 

抗酸化にビタミンC

肌というのは、一番外側の臓器で、『内臓の状態を表す鑑』なんて言われ方もします。

アトピーは肌が炎症を起こしている状態で、ほぼ確実に内臓も炎症を起こしています。

内臓が炎症を起こしていくと、活性酸素が発生。活性酸素により、からだは酸性に傾いていきます。

酸性に傾いたからだは大量に神経伝達物質を放出して、それによって疲労感が強くなり、痛みの感度も上がります。

 

ビタミンCは抗酸化としての作用を持ちます。

上記の臓器たちが必要なのはもちろん、からだ自体の抗酸化にも必須なのですね。

 

※肝臓や脳は今回は割愛。お許しあれ。

 

 

 

 

 

 

 

ということで、アトピーはもちろん、体調不良にも、なんなら健康維持や美容にもビタミンCは必須やで〜、という話でした。

 

人間はVCを作れませんからね。摂取することが前提の栄養素なのです。

 

 

 

 

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