長期にアトピーが続いている人へ。保湿か脱保湿か、糖質は良いか悪いか、の前にやるべきことは『血糖コントロール』です。補食をしてみてください。まずは試しに1.5〜2時間の間に干し芋や剥き栗を1.2片、一口おにぎりを一つ。または、一日中出汁や味噌汁3口くらいを15分間隔で飲んでみてね。#低血糖
— 笹森 香納子【低血糖セミナー】11/27 (@kanoko_sasamori) October 13, 2022
アトピーの人がやること、それはまずは
「血糖コントロール」です。
それによって「低血糖」を起こさないことです。
なぜなのか?
本日はその理由を3つ、見ていきましょう。
理由① HPA軸機能以上に繋がる
長期の炎症(皮膚、腸内、肝臓等)
↓
慢性的にコルチゾール分泌
↓
HPA軸機能の低下
↓
コルチゾール分泌減少
↓
血糖維持機能の低下
↓
低血糖(副腎疲労も)
アトピーはずっと炎症反応をからだが起こしている状態です。
そのため、長期に渡ってコルチゾールを出しっぱなしになる状態になります。すると、HPA軸機能異常になり、からだを最大に治癒すると言っても過言ではないコルチゾールの分泌量が低下します。
低血糖状態はからだにとって最大のストレスと言って過言ではないので、その状態が続けば続くほど、HPA軸機能は疲れていきます。まずはその低血糖状態を無くしてあげること。これが最優先事項なのです。
理由② 痒みが強くなる
ヒスタミンを唯一抑制できるのは副腎から出てくるコルチゾール。みなさん知っての通り、ステロイドはこのコルチゾールを化学的に合成したものです。そのくらい強力で体に影響のあるホルモン。
低血糖が起きると、そのコルチゾールは血糖維持に使用。人間のからだで最優先はなんと言っても血糖維持なので、その分ヒスタミンを抑制する方に手が回らない。
結果ヒスタミンの抑制ができないため、体内のヒスタミンが増加し、痒みが強くなります。
理由③ 肝臓が疲れやすくなる
低血糖が起きると、糖新生(タンパク質を糖に変換する働き)を起こしやすい。その糖新生により代謝産物の劇薬・アンモニアが発生、それにより肝臓が頑張って解毒しようとしてくれます。
しかし何度も続けばそれは負担になるのは当然。肝臓のお疲れモードの出来上がり。
また、低血糖が起きるとアドレナリンも分泌されるので、それによって
顆粒球の増加
↓
活性酸素の発生
につながり、はたまた肝臓への負担になるのですね。
肝臓のお疲れモード(機能低下)はからだ全体の機能の低下、疲労感、免疫低下に繋がります。アトピーというのは肝臓の機能が落ちている人がほとんどで、肝機能をUPさせることが治癒の最大の要と言っても過言ではありません。
なので低血糖により肝臓お疲れモードを起こすたびに、アトピーの治癒とかけ離れていくことが容易に想像できます。
兎にも角にも血糖コントロール
実際に、これだけで、痒みが激減したり、夜眠れるようになったり、
赤みが減る方々が多数おられます。
アトピーに長年悩んでいる方は、糖質制限、菜食主義、タンパク質抜き、保湿?脱保湿?よりも、まずいの一番に「血糖コントロール」をしてみてください。
血糖コントロールの方法については明日UPしますね〜!
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