アトピー、体調不良の人は
『副腎、脳、肝臓』が炎症を起こしていたり、
機能低下の状態になっていることがほとんどです。(そうなっていない人を見たことがない)
そして、上記の臓器はビタミンCを体内で最も必要とする臓器です。
さて、今回はそのビタミンCの最も効果的な摂取方法のお話。
ビタミンCは水溶性
ビタミンには水溶性と脂溶性がありまして、ビタミンCは水溶性です。
名の通り、水に溶けやすいので、吸収速度も早いビタミンです。
しかしその分排泄速度も速い。
ビタミンCは、水溶性なので吸収速度がとても速い。
その分、排泄速度も速い。血中のビタミンC濃度が高く維持されるのは大体4時間以内なのです。また一回の量が多すぎると吸収率は低くなりますし、少な過ぎても意味がなし。⁰
一番吸収率が効率的なのは【1000mg】です。 pic.twitter.com/ooCes6woYe— 笹森 香納子 (@kanoko_sasamori) February 23, 2023
血中濃度を維持していく
栄養素は「栄養素の局在」と「栄養素の優先順位」というものがあります。
分子栄養学をしている人は基本のきの部分ですね。
簡単に言うと、「栄養素には優先順位がありまして、その順位は栄養素の必要量の高い臓器ですよ〜」ということです。
と言うことは、ビタミンCを摂取したら、ビタミンCを最も必要とする臓器へと、優先的に分配されていくということ。(ブログリンク貼っています)
なので、必要な臓器に行き届けるためにコンスタントに摂取して、常に血中に栄養素がある状態を維持することが大事になります。これを「血中濃度の維持」と言います。
これをすることで、必要な臓器に行き渡らせることができるんですね。
効果的な摂取方法は
それは2~3時間毎に1000mgの摂取です。
血中のビタミンC濃度が高く保たれるのは4時間くらいで、以降は尿中に排泄されます。
しかも必要量が多い臓器が「必要としていたら=疲労していたり頑張って働いているならば」尿中に4時間度排泄など悠長なことを言っている場合ではなく、どんどん使います。
そのため、
1時間に1回が良いのか
2時間に1回が良いのか
3時間に1回が良いのか
…は個人によって違います。
自分の疲労度、体調不良具合、元気具合、で変わってきますね。
ちなみに私は
・風邪の時なんかは2〜3時間に一回摂取
・脱ステで炎症の酷い時は1〜2時間に1回みっちり摂取
していました。
増やしても意味なし
ビタミンCは摂取量が増えれば増えるほど、吸収率が下がるというややこしい性質を持っています。
なので
「1回に2000mg摂った方が効果ありそうじゃん〜!」
と一回分の量を増やしても、あんまり変わらないどころか、増やせば増やすほど摂取した量に対して、吸収される量が大差なくなるので、吸収されず排泄されてしまってもったいないという事態が発生します。
摂取量と吸収量と利用率を統合的に見て、最もベストな量が1000mgとされています。
ビタミンCのサプリでちょっと変わる
巷で人気のリポソーマルは、血中滞在時間が伸びたり、吸収率が良くなっていたり、
α-リポ酸と合わせたビタミンCは、α-リポ酸の抗酸化物質のリサイクル作用で、抗酸化物質の作用が伸びるなど
サプリによって多少1回量は変わります。
しかし基本は1000mgが良いんだな〜と覚えておいてくださいね。
多く摂ってたくさん吸収して、血中濃度が上がりすぎるとからだに負担になるのでしょう。なので、うまい具合に調整してくれているんじゃないかな。活性酸素も、一定の量は人間に必要ですしね。
うまいこと出来ているのがからだです。
ということで以上、ビタミンCの効果を最大限に活かす方法でした。
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