最もよくある問い合わせの中の1つが、
「私は何をしたら良いですか?」です。 が、、、
まず初めに、からだが壊れる根本的な原因の理解が必要だと思います。
なので、今日はそんな〝根っこ〟の部分のお話しをしたいと思います。
からだが壊れる原因は
①何かが不足する。
・低酸素
・低水素
・低栄養
②何かが過剰。
・放射能
・重金属(水銀やアルミニウムなど)
・化学物質(農薬や薬、ダイオキシンなど)
これらが起因して細胞レベルで
慢性炎症が起こる!
それが結果的に
組織の繊維化を引き起こす!!
最終的に癌化の原因にも・・・(汗)
病気は細胞・組織の慢性炎症がどこで起きているかの違いなだけ
「え?そんな簡単に考えて良いの?」
僕(菊池)も昔はそう思いました。
だって、病気ってもっと複雑じゃない??って・・・
でも20年間この仕事に向き合い続けて出した今の結論は
「はい、分類の仕方はそんな簡単で良いんです!」でした。
慢性炎症が臓器で起きるとこうなります。
脳で起きれば「認知症」や「アルツハイマー」「脳梗塞」など
心臓で起きれば「狭心症」や「心筋梗塞」など
肺で起きれば「肺炎」や「肺気腫」「肺水腫」など
肝臓で起きれば「脂肪肝」や「肝硬変」など
胃で起きれば「胃炎」や「胃潰瘍」など
腸で起きれば「リーキーガット」や「過敏性腸症候群」、「クローン病」や「潰瘍性大腸炎」など
その他の病気も、結局は慢性炎症に起因します。
言い換えれば、「炎症」の無い病は無いはずです。
なので、治療はまず炎症を止めるところから始めます。
まずは「何かを摂る」ではなく「余計なものを入れない!」
炎症を助長するものを摂りながら炎症を抑えるサプリを摂るのは非効率!
↑↑↑ 僕も昔やっていました。
昼にコンビニ弁当食べながら、高価なサプリを飲んでいました。
「サプリ摂っていれば大丈夫でしょ?」って 笑笑
で、暫くして血液検査をしてみたんですよ。そしたら・・・
予想に反して〝炎症いっぱいの火だるま状態〟だったのです笑笑
いや、サプリ飲んでいたからこの程度で済んだのかも知れない。けど、これって超非効率だなぁ〜と悔い改めたわけです。
だから、もしあなたが治療目的で何かを行うなら炎症を助長するものは控えた方がコスパが良いでしょう。
▽「基本の炎症を助長しやすいもの」はこちら
- 小麦(グルテン)
- 乳製品(カゼイン)
- 精製糖(ビタミン・ミネラルの消費に繋がる)
- 加工食品(ビタミン・ミネラルの排出などに繋がる)
自己体験からもこれらは少なくても一定期間排除して、その上で施術やサプリを活用するのを菊池はお勧めします。
治療に鎮痛剤やステロイドが使われる理由
細胞が傷つくと、プロスタグランジンやブラジキニンなどの発痛物質が出てきます。(ヒスタミンもかな?)
ステロイド薬の作用機序は
- アラキドン酸代謝抑制作用
- サイトカイン産生抑制作用
です。ざっくり簡単にいうと、「炎症・免疫・痛み」の反応を同時に抑える薬だと思って良いと思います。
より詳しくはこちら↓↓↓
https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/60/2/60_KJ00007063066/_pdf
栄養素で補填するなら何を使える?
狙いたい効果は
- 抗炎症・抗酸化
- 免疫の正常化
- 鎮痛作用
ですね。
《お勧めの栄養素》
- ビタミンC(合計7,000mg以上/1日)※副腎疲労の程度に左右される。
- 亜鉛(30mg〜/1日)※腸内環境に左右される。
- マグネシウム(300mg〜/1日)※酸化マグネシウムは❌
- ケルセチン
これらの栄養素は特にお勧め!
※製品の質で効果は全然変わります、記載量はあくまで目安です。
困り果てた時は「栄養療法にも頼る」のも一つの選択肢
僕みたいに「自分で人体実験するのが大好き!」っていう人は自己責任で色々試すのも面白いんですけど、体調不良で疲れ果てている方はその悩んでいる時間やお金が勿体無いですよね?
そんな時は先行投資で『栄養療法のクリニック』に頼るのも有りだと思います。
僕はからだへのアプローチ(触診や施術)には絶対的な自信があります。
患者さんを触ればある程度の経験値から、
- どれくらいどこに炎症があるのか?
- 腸内環境(細菌叢のアンバランス)の良し悪し
- エネルギー代謝
- 重金属の蓄積具合
など全体像はわかります。
でも、検査データの細部までは触っただけでは分かりません。(予想とデータが当たっていることは多いですけど)
そして、腸内環境に大きな問題がある人は自力でのサプリメンテーションや食事療法だけでは改善しにくい傾向にあります。
僕は「この人は・・・」と思う時は1人で抱えず信頼できる医師に検査と診断・処方を委託し、こちらは「からだ と こころ と あたま」のケアに専念しています。
医師と連携して1人の方を診た方が、早く良くなり結果的に費用も安く済むことは多いです。
治療の軸に「自力+治療院」にもうひとつ
「栄養療法のクリニック」も選択肢に加えておくと良いと思います。
ということで、「体調不良は慢性炎症からですよ」というお話でした。