ビタミンCでヒスタミン対策!アトピーのかゆみを和らげる栄養メカニズム
こんにちは、笹森香納子です。
今回は、アトピーやじんましんなどの「かゆみの根本原因」ともいえる、ヒスタミンについてお話しします。ヒスタミンはアレルギー物質として知られていますが、実はその正体は神経伝達物質。身体の炎症反応や自律神経にも深く関わっているのです。
ヒスタミンとは?
ヒスタミンは、体内のマスト細胞と呼ばれる白血球から放出される化学物質です。


皮膚や粘膜といった「外界との境界」に多く存在し、外からの刺激に反応して放出されます。その結果、かゆみ・赤み・炎症が起こるのです。
特にアトピーの方は、以下のような状況でヒスタミンが一気に放出されやすくなります:
- お風呂の後(温熱刺激)
- 寒い外から温かい部屋に入ったとき
- 激しい運動をした後
- 緊張が解けた瞬間
これらの時、血管が拡張し、ヒスタミンが一気に放出されることで、かゆみの悪化ループが起こります。特にアトピーの方は「かく → ヒスタミン放出 → さらにかゆくなる」という負のスパイラルに入りやすいのです。
ヒスタミンを抑える3つの栄養戦略

ヒスタミンを抑えるには、次の3つのアプローチがあります。
- ヒスタミンを多く含む食材を避ける
- ヒスタミン生成を促す食品を減らす
- ヒスタミン分解を助ける栄養を補う
今回のテーマは3番目、ヒスタミン分解を助ける栄養素です。その主役がビタミンCです。
ビタミンCがヒスタミンを抑える3つの働き

- マスト細胞からのヒスタミン放出を抑制
- 血中ヒスタミンの分解を促進
実際に、ビタミンCを十分に摂取すると血中ヒスタミン濃度が低下したという研究結果があります。 - DAO酵素の働きをサポート
DAO(ジアミンオキシダーゼ)酵素は、小腸で食事由来のヒスタミンを分解します。ビタミンCはこのDAO酵素の働きを活性化するために必須の補酵素です。
つまり、ビタミンCが不足するとヒスタミンが分解されず、体内に蓄積してかゆみ・炎症・疲労感が強くなるのです。また、ヒスタミン過剰はストレスホルモンであるコルチゾールの過剰分泌を誘発し、結果的に副腎疲労(HPA機能異常)につながるリスクもあります。
ビタミンCの効果的な摂取法
ビタミンCは水溶性ビタミンで体内に長時間留まらないため、血中濃度を維持することがポイントです。

推奨摂取の目安は以下の通り:
- 炎症が強い・アトピーがある方:6000〜8000mg/日
- 一般的な体調維持:2000〜4000mg/日
一度に大量摂取するのではなく、1000mg(1g)を2〜3時間おきに分けて摂るのが理想的です。体内の濃度を一定に保つことで、ヒスタミンの分解と抗炎症作用が安定します。
まとめ:ビタミンCは「かゆみ対策」の最前線
ヒスタミンの仕組みを理解し、ビタミンCを味方につけることで、かゆみ・炎症・疲労感の軽減が期待できます。私自身も2〜3時間おきに1000mgのビタミンCを摂るようにしたところ、赤みやかゆみが大幅に軽減しました。
もしあなたが、「栄養を摂っても効果が出ない」、「かゆみが止まらない」と悩んでいるなら、まずはビタミンCの血中濃度維持を意識してみてください。それが、炎症を鎮め、身体を安心モードに戻す第一歩になります。
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