アトピーの人がカフェインをやめるべき理由——副腎疲労と炎症の深い関係

アトピーケアあれこれ
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アトピーの人がカフェインをやめるべき理由——副腎疲労と炎症の深い関係

 

今日は、アトピーの方にぜひ知っておいてほしい話をします。それが「カフェイン」についてです。

長期のアトピーの方は、ほとんどの場合副腎疲労(HPA軸機能障害)になっています。そして副腎疲労になると、不思議なことにカフェインがものすごく欲しくなるのです。

でも、そこでカフェインをガンガン飲み続けると、体はどんどん疲弊し、炎症を抑えることができなくなり、皮膚症状がさらに悪化するという悪循環に入ってしまいます。

私自身、重度の副腎疲労を3〜4年経験し、回復にさらに4〜5年かかりました。その時期にカフェイン中毒にもなっていました。自分の体で経験したからこそ、今日はリアルにお伝えしたいと思います。

副腎疲労とは?

副腎疲労という名前は、正式な病名としてはまだ認定されていません。ただ、最近では「HPA軸機能障害」と呼ばれ、脳の疲労・機能低下として広く知られるようになってきています。自由診療でHPA軸障害を診る病院も増えてきました。

副腎から出るホルモンがコルチゾールです。コルチゾールは、炎症の抑制・免疫の調整・アレルギー反応のコントロールなど、アトピーの改善に欠かせない働きを持っています。

副腎疲労になると、このコルチゾールの分泌がどんどん低下してしまいます。炎症が強い状態がずっと続いているアトピーの方は、ほぼ確実に副腎疲労になっていると言っても過言ではありません。

そしてコルチゾールが低下している状態では、人間はカフェインを強く求める傾向があります。疲れているのにカフェインで無理やり動こうとしてしまうのです。

 

私がカフェイン中毒になっていた頃

副腎疲労がひどかった時期、私はブラックな職場に勤めていて、朝も夜も長時間働いていました。その頃の1日のカフェイン量はこんな感じです。

  • 朝:コンビニでコーヒー牛乳
  • 昼:インスタントコーヒーをスプーン2〜3杯入れた濃いめのものをマグカップ1杯
  • 帰り:スターバックスでショット追加のカプチーノ(ダブルショット)

普通に換算しても、1日のコーヒー量が4杯超えという状態でした。

毎朝起きられない、異様なコーヒーへの渇望感、休日にカフェインが切れると動けない——。今思うと、典型的なカフェイン中毒の状態でした。体を治すどころか、休ませることすらできない状態になっていたんです。

 

カフェインがアトピーに良くない2つの理由

① 交感神経を刺激して、体を緊張状態のままにする

カフェイン自体が交感神経系への刺激になります。副腎疲労の方はもともと自律神経が緊張している状態なのに、そこにさらにカフェインで追い打ちをかけてしまうのです。

体が緊張状態に入ると、コルチゾールやアドレナリンをずっと出し続けなければなりません。ホルモンは本来、日内変動があり「出しては収める」というリズムが正常な状態です。カフェインを飲み続けることは、体にずっと負担をかけ続けることと同じなのです。

② 血糖値が不安定になり、低血糖を起こしやすくなる

カフェインを摂ると、グリコーゲン(体が血糖値を保つために蓄えているエネルギー)がどんどん分解されてしまいます。その結果、血糖値が落ちやすくなり、その後に何かを食べたときに血糖スパイクが起きやすい状態になります。

副腎疲労の状態では、そもそもグリコーゲンを蓄えることが難しくなっています。そこにカフェインを加えることで、コルチゾールをさらに消耗し続け、副腎疲労に拍車をかけるという悪循環が生まれてしまうのです。

私が今は筋トレを週1〜2回、かなりの強度でできているのは、体にグリコーゲンを蓄えられるだけの回復ができたから。そのくらいまで回復できれば、多少のカフェインは問題ありません。でもアトピーが長期にある方は、まず副腎を回復させることが先決です。

カフェインはコーヒーだけじゃない

カフェインを控えようとするとき、見落としやすいのがお茶類です。コーヒーや紅茶はイメージしやすいですが、以下のものにもカフェインが含まれています。

  • 緑茶
  • 番茶
  • ジャスミン茶
  • ウーロン茶

飲み物を選ぶときは、必ずラベルを確認して「ノンカフェイン」と明記されているものを選んでください。「カフェインレス」表記はわずかにカフェインが残っている場合もあるので、「カフェインゼロ」「ノンカフェイン」のものを選ぶのが安心です。

まとめ

  • 長期のアトピーの方は、ほぼ確実に副腎疲労(HPA軸機能障害)になっている
  • 副腎疲労になるとカフェインが欲しくなるが、それが症状をさらに悪化させる
  • カフェインは交感神経を刺激し、コルチゾール・アドレナリンを消耗させる
  • 血糖値を不安定にし、低血糖スパイクを起こしやすくする
  • コーヒーだけでなく、緑茶・番茶・ジャスミン茶・ウーロン茶にも注意
  • 体が回復してきたら、カフェインを楽しめるようになる。今は副腎を休ませることが最優先

カフェインをやめるのは、最初は本当につらく感じるかもしれません。でもそれ自体が、副腎が疲れているサインです。まずはカフェインをお休みすること。それが、アトピー改善への大切な一歩になります。

ぜひ今日から試してみてください。


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