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そこで血糖コントロール機能低下について投稿していたら、こんなメッセージをいただきました。
そうですよね。字面だけ見ると「血糖値が落ちる」と思いますよね。
最近、治療家のためのアトピーセミナーでも、血糖コントロールをおこなっていて、みんなで情報共有しているのですが、これまたタイムリーな内容。
この方は、突如ご自身で血糖コントロールを始められたので、「低血糖症」の基礎知識がまだないままリブレ開始。
なので、こちらも「おお、やってはるわ。それならこれを…」と血糖コントロールのための資料を渡したら、その題名が「低血糖マニュアル」なので、混乱したようです。名前変えようかな。
この自分で探求していく姿勢、素晴らしいですね。
これは体調不良ではなく、血糖値のコントロールの知識をメインとしている会話ですので、当事者の方はいろいろ試行錯誤されております。
話がそれましたが、
この方は、最初はサプリ+蜂蜜を入れてみようか思ったものの、基本値が高かったようなので、蜂蜜抜きでサプリで栄養補給。グラフはサプリの補給で落ちていているみたいですので、そのうち、結果ブログを出したいと思っています。
血糖スパイク
話がそれたついでに血糖スパイクの背景には
・食事前に血糖値が落ちそうになっているためにアドレナリンが出ていたり
・血糖値関係なく、メンタルやからだのストレスでアドレナリンが出て高くなっていたり
・インスリン抵抗性があるから
などが理由として上がります。
インスリン抵抗性は、細胞の感受性が落ちているのも理由の一つにあります。
低血糖症は「血糖値が低い」だけじゃない
一般的に分子栄養学内では
・血糖値の急上昇
・血糖値の急降下
・食事をとっても無反応
などもその意味の中に含まれます。
著者や先生によって表記が変わる
ある本は
「血糖調整障害」と書いてありますし、最近ATOPIXでは「血糖コントロール機能の低下」と表しています。「血糖調整機能低下」でも良いかと。全部意味は同じですね。
分子栄養学でよく言われる低血糖に関しては、低血糖症に対する名著のこの本から来たのではないかな、と思ったり。
柏原良子先生のその丁寧な説明とわかりやすさと考察の深さとは感動ものです。
一般的に「低血糖」を代表するのは1型糖尿病ですから、私も発信当初は「それは1型糖尿病のことを指していますか?」とメッセージをいただいたこともあります。分子栄養学などに触れていない方は、1型糖尿病のイメージが強いでしょう。
いろんな表記がありますが、その背景をしっかり調べられると良いかと思います。
ちなみに、副腎疲労が実は「副腎は疲労していませんでした」で、最近は『HPA軸機能障害』とか『HPA軸機能低下』など言われていますね。
「血糖値のコントロール機能」という視点
大事なのは、「私は低血糖じゃないわ〜」ではなく、「血糖値のコントロール機能はどうかしら」という視点を持つことです。
低血糖は基本70以下からなんて言われていますが、自分の基準値が120の場合はそこから20落ちた100~90くらいで低血糖症状が出ますからね。(大事なことをサラッと言っている)
何って、血糖値を保つ・調整する機能が低下しているから、起きるんですよね。
なので
>「血糖値のコントロール機能はどうかしら」
の視点でいきましょう。
以上、ややこしいよ、表記の仕方、でした。
ここ数年で、表記は変わるんじゃないかなと密かに思っている笹森サンでした。
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