打倒湿度!打倒カビ!打倒梅雨!〜梅雨時期に不調になる人へ〜

アトピーケアあれこれ
アトピーケアあれこれ

梅雨になると、アトピーが悪化する人、体調が不調になる人、大量不良が悪化する人がよく見られます。なぜ体調不良に陥りやすいのかは、こちらのブログをご覧ください。

🔗梅雨にアトピーがひどくなる理由と対応策

本日は湿度に異様にうるさい笹森さんが、腕をふるって湿度とカビ対策、カビ小話をしていきたいと思います。

 

ちなみに2024年の東京の梅雨入りは6/22だそうです。このブログは6/19に書いていますので、ぜひ梅雨までにいろいろツールを集めてみてくださいね。

梅雨時の体調管理と湿度対策

まずは栄養についてです。もうこれは必須です。梅雨に大体弱りやすい人の特徴はATPがギリギリで生きている人。

梅雨と腎臓と栄養

梅雨に弱りやすい人の多くの特徴は

・低タンパク
・ミネラル不足、塩不足
・脂質(脂溶性ビタミン)不足

です。

梅雨時期の臓器の特徴は「腎臓が弱りやすい」です。

湿度が高まって、水分代謝に関わる腎臓に負荷が高くなり、ATP不足、腎臓が弱まっている人も少なくなりません。

また、腎臓のATP(体が使うエネルギー)使用率は人体の中で非常〜に高いのです腎臓は人体の中で3番目にATPを多く使用する臓器なのです。(脳>心臓>腎臓)

腎臓を動けるだけのATP、栄養素がなければ水分代謝をしっかりとすること、難しくなりますよね、

それから、低タンパクに人、ミネラル(特にMg不足)の人は水分運搬や調整がうまくできなくなりやすく、体調不良になりやすい傾向にあります。

ですのでATOPIX梅雨アプローチとしては

・EAA(アミノ酸)
・Mg(イオン化Mgがおすすめ)
・ビタミンB群(肝臓にも腎臓にも必須)
・亜鉛(身体のタンパク質作るのに必須)
・ビタミンD(腎臓の必要量が多い)
・ビタミンC(とEを摂れるならなお良い)

がおすすめです。

EAAはアミノ酸摂取として優秀です。しかし、MgビタミンB群、亜鉛がないと肝臓などの負担になりやすいので、しっかりと競合する栄養素を摂取していきましょう。

🔗バルクスEAA

私はバルクスのEAAを使っていますが、甘味料(ステビア)が気になる方がおられれば、他のでもいいかと。

除湿対策

カビの最も繁殖しやすい湿度は65%以上、温度は20度から活発に。私は図書館って、最高に過ごしやすい湿度だと思うんですよ。大好き。なぜって↓

「恒常的に湿度が65%を超えるようになるとカビが発生する確率が高まると言われているので、湿度65%を1つの目安として考えることができます。」

ですので、おすすめは60%以下にすることです。私は45〜55%くらいが好きです。湿度がなければ、暑くてもあまりカビは繁殖しません。適しているのは除湿機。エアコンのドライ機能より、除湿効果が高いので、「家にいて暑い&湿度が高い時はドライ」「家にいない時や湿度が高すぎる場所の近くには除湿機」などで使い分けています。

私のお家で使っているのはこの二台。

 

奥:cado(カドー)除菌消臭除湿機

こちらはキャスターが付いているのが地味に見えてとても楽。ちょっと動かしたり、衣服の近くに持っていきたいとか、部屋を動かすときなどに、便利です。

でも一番いいのは「比較的音が静か」ということです。

特にコンプレッサー式の除湿機って、振動音がうるさいのですが、こちらはかなり静かです。私は食事中にコンロの換気扇がついているのも、お風呂入るときに換気扇が付いているのもとてもソワソワして嫌いなのですが、こちらはギリギリ着けながらでも部屋に居ることができます。

🔗cado除菌消臭除湿機

 

手前:コロナ除湿機

ガンガン移動させて、ちょっと壁にぶつけようが、何時間も連続で稼働させようが、全然壊れないコロナの除湿機。耐久性が素晴らしい。

しかし稼働音はゴウンゴウンとうるさいし、振動もするので、側置きには適しません。納戸、衣装部屋、倉庫、あまり人の出入りが少ない部屋などにおすすめ。(個人の感想)

🔗コロナ除湿機

 

余談:コンプレッサー式除湿機とデシカント式除湿機の違い

コンプレッサー式除湿機

  • 仕組み: 空気を冷却して水分を結露させ、除湿します。
  • 特徴:
    • 高温多湿の環境で効果的。夏場に最適。
    • 消費電力が高めですが、効率も高い。
    • 運転音が大きい。
    • 大型で重い。
    • 低温環境では効率が低下。

デシカント式除湿機

  • 仕組み: 吸湿素材(ゼオライト)が空気中の水分を吸収し、加熱して水分を除去します。
  • 特徴:
    • 低温環境でも効果的。冬場や寒冷地に最適。
    • 消費電力が高め。
    • 比較的静か。
    • 軽量でコンパクト。
    • 低温でも効果的。

コンプレッサー式は夏場や高温多湿の環境に適し、デシカント式は低温環境や冬場に最適です。使用環境に応じて選ぶことが重要です。

 

除湿グッズ

おすすめは「炭八」という、炭。結構界隈では有名なのでは?私は生活クラブのカタログについてきたので数年前に購入。

🔗炭八

針葉樹を用いた炭で、備長炭より2倍の吸湿率があるんだそうな。

 

使っていない服たちを置き続けている時に発生するにおいが消えました。クローゼットは布団を入れている押入れなどは、定期的に換気しましょうね。私は毎日窓を開けると共に開け放しています。

そういえば私のおばあちゃんも、いつもタンスや押し入れをすこしだけ開けていたのですが、あれも空気を流すためだったのでしょう。

とにかく、空気を停滞させてないことが、カビ対策の基本の「き!」です。

空気を流しましょう。

 

ひば水

こちらも抗菌・殺菌効果がある、ひばからとった蒸留水。

これで拭き掃除、トイレの後にシュシュっとしておくだけで、とっても部屋の気がスッキリします。

後述している、「カビがいない場所は大体気がいい感じがする」というのは間違いないかと。

大体「気が悪い」と言われている場所って、あまり人体によろしくない菌が多いところと磁場が悪い場でしょう。

これは治療家の仲間にもおすすめしまくり、これで院の拭き掃除をしたら院の空気がとても澄んだようで、みなさんに「最高です」とお墨付きをいただきました。

しかも高くないし大容量で、気兼ねなく使える。

🔗青森ひば蒸留水 ひばの源水

 

アロマオイル

アロマオイルには抗菌作用があるオイルが存在します。

ティーツリーオイル 
抗菌・抗真菌作用が非常に強く、カビの発生を抑える効果があります。ティートリーオイルは、掃除や空間の消毒にもよく使われます。

ラベンダーオイル
抗菌作用があり、カビの予防に役立ちます。さらに、リラックス効果もあるため、空間を爽やかで心地よいものにします。ラベンダーの香りが好きすぎるので、お風呂に入れたり、フランキンセンスを混ぜて香水がわりに使ったり、制汗剤にしたり、どうやら私は鎮静しまくりたいようです。

ユーカリオイル 
ユーカリオイルも強い抗菌作用を持ち、カビやカビの胞子を抑制します。また、爽やかな香りが特徴で、空間を清潔に保つ効果があります。ユーカリはサプリにもありますね。強力な抗菌効果。

レモングラスオイル
レモングラスオイルには抗菌・抗真菌作用があり、カビの成長を抑えるのに効果的です。レモンのようなフレッシュな香りが特徴です。

クローブオイル
クローブオイルは非常に強力な抗菌・抗真菌作用を持ち、カビの予防に有効です。クローブのスパイシーな香りが特徴です。私は匂いが苦手です。(笑)

あまりにも安価なものではなく、そこそこしっかりとしたブランドのアロマオイルがおすすめです。アロマオイルは水回りを拭いたり、霧吹きにして空気にシュッシュしたり、お風呂に数的入れたり、トイレのタオルや足拭きマットに垂らしておいたり…と多様に使えるので、生活が楽しくなります。

 

カビと電磁波の関係

 

カビ対策に、電磁波対策をすることはとても有効です。なぜなら、帯電している場所、電磁波の強い場所というのはカビが発生せしやすいことが知られています。また農法に、イヤシロチを作るというものがあります。

イヤシロチとは日本の伝統的な風水や地相学において、気の流れが良く、健康や運気に恵まれるとされる場所を指すのですが、現代で科学的に言いますと、磁場の安定している場所です。限りなく地磁気(地球の内部から生成される磁場)が安定している場所です。作物が育ちやすく、人間の健康状態にも大きく関係します。

磁場が良いと、人工的な電磁波の影響も受けにくくなります。また、地磁気が悪い場合、人間の神経系に影響を及ぼすと言われています。

カビは磁場が悪いところにも発生しやすく、イヤシロチというのは、ただ「気が良い」という現代では曖昧に取られるものではなく、「地磁気の良いところ」ということです。磁場が良いところ、電磁波の影響が少ないところは所謂「気」が良く、カビも発生しにくいのです。

ということで、電磁波対策、おすすめです。

 

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Takanori Soutome(@st_nori06)がシェアした投稿

おすすめはのっしーこと、早乙女さんの電磁波対策ツールです。電磁波測定士でもあり、磁場や電場など全てに馬鹿みたいに詳しいので(言い方)、私のお家とからだの電磁波対策はいつも彼にお願いしています。部屋の構造から見た電磁波の流れについても詳しい。

電磁波対策グッズについてはまたまとめますね〜。

肌の湿度管理

湿度が高くなると皮脂の常在菌バランスも崩れやすい。健康な人はそうでもないですが、アトピーの人はそもそも皮膚の常在菌バランスが崩れている方が多いので、影響を受けやすいのが現状です。

特に気をつけたいのが、お化粧品とその保湿具合です。

アトピーの方々にとって、保湿と脱保湿は分かれるところですが、私は保湿推奨です。ただし、保湿の程度があります。

湿度の高い時期に、保湿しすぎたり、粘度が高いクリーム等で保湿しすぎると、表皮の湿度と温度が高くなりすぎて菌が繁殖しすぎたりします。ですので、春は乾燥しやすいのですが、梅雨はそのままの保湿度でいくと、ニキビや痒みが出ることがありますので、少し保湿度を下げるといいかと思います。

※黄色ブドウ球菌が多い方、脂漏生皮膚炎(マラセチア属酵母)気味の方は、保湿をしない方が良い場合があります。

 

漢方

漢方を併用するのも良いです。水分代謝に五苓散なども有名です。水分代謝が弱い人、低気圧に弱い人には良いとされています。

ただし漢方は体質によって、良くも悪くも働くので、専門の方、東洋医学、中医学的な体質に詳しい方にしっかりとアドバイスを聞いて摂取した方が良いかと思います。なぜなら、私自身がよく紹介される漢方を自己判断で飲んだら、悪化したことが多々あったからです。

例えば私は、水分代謝が悪くなく、特にチャポチャポしていない体質のようで、五苓散を飲んでもあまり効果を感じたことがありません。

 

 

以上、湿度とカビ対策についてお伝えしました。

梅雨を快適に過ごすために、ぜひ参考にしてみてください。

concept

ATOPIXでは、
アトピー性皮膚炎を病気として捉えません。
からだの状態の結果と考えます。
アトピーが現れるからだの状態について
からだのしくみを
分子栄養学、東洋医学、中医学、神経系、心理面を
あらゆる角度から見て
その治療方針を情報を発信するサイトです。