カンジダは毒素を生産、排出します。
カンジダの代謝産物とも言っていいのですが、それが身体にとってはとても負担になります。カンジダの代謝産物は、一般的に「有機酸」と呼ばれることがあります。
中でも有名なのは、アセトアルデヒドと呼ばれる人間にとっては劇薬です。猛毒。アセトアルデヒドはアルコールを退社する際に生まれることでも有名ですね。
さて、身体にとっては負担になる有機酸を生産、排出するのですから、身体としてはそれを解毒、排毒しなければいけません。肝臓で全てを解毒できたらいいのですが、リーキーガットを起こしていたら、血中に入っていくので、その影響は多岐にわたります。
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カンジダによってアトピー性皮膚炎が出やすい部位の特徴
カンジダによっての皮膚炎は、全身に及びますが、中でも出やすい部位の環境として、以下が挙げられます。(それと最後まで残りやすい部位)
1. 湿気と汗の溜まりやすさ
カンジダは湿度の高い環境で繁殖しやすく(カビの一種ですからね)、汗や湿気が皮膚に残ることでカンジダの増殖に繋がります。
例えば、首や僧帽筋、脇などは汗をかきやすく、湿疹の原因となりやすいのです。
これらの部位は、特に運動や日常の活動中に汗が溜まりやすく湿度が高くなる部位ですね。
2. 皮膚の摩擦と刺激
例えば首や手首などの部位は、衣服や装飾品(例えば、首のネックレス、手首のブレスレットなど)によって常時摩擦や圧力を受けます。
その摩擦や圧力により、皮膚バリアが損なわれやすくなり、脆くなるので炎症しやすい。
肘の内側や手首も日常の動作によって頻繁に動かされるため、摩擦や刺激が発生しやすい部位です。
3. 免疫反応の集中
脇やデコルテ、肘や膝の裏にはリンパ節が存在します。体の免疫細胞が集中しています。
カンジダ毒素が体内に入り込むと、免疫システムがその毒素に反応し、炎症や湿疹を引き起こすと考えます。
更にこれらの部位は比較的皮膚が薄く、免疫反応が現れやすい部位でもあります。
首や僧帽筋の部位も、血流が豊富であり、免疫細胞が集まりやすい場所です。
カンジダではなくても
カンジダではなくても、上記に出てきた部位は湿疹が出やすい箇所です。
なので、そこの部位に湿疹がある=カンジダ
にはならないことをご承知くださいませ^^
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