目の周りのアトピーが最後まで治らなかった理由——鼻と喉の炎症が関係していた

部位別の話
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目の周りのアトピーが最後まで治らなかった理由——鼻と喉の炎症が関係していた

 

体も首も綺麗になったのに、目の周りだけどうしても治らない——。

私自身、アトピーの症状の中で一番最後まで残っていたのが目の周りの赤み・かゆみ・カサカサでした。目頭の上や目の周りが常に炎症を起こしていて、目が腫れぼったく見える。メイクをしても目立ってしまう。「なぜここだけ出続けるんだろう」と、10年近く悩み続けました。

外に出たくない、人目が気になって緊張してしまう。顔に出るアトピーが、どれだけ心にダメージを与え、自律神経を緊張させるか——身をもって感じてきました。

今回は、その目の周りのアトピーを治すためにしたこと、そしてその裏にある理論をお伝えします!

 

目の周りの炎症は、実は「内側」から来ていた

目の周りのかゆみや炎症は、皮膚そのものの問題というよりも、喉や鼻の奥の炎症が皮膚に反射しているケースがとても多いのです。

表面から見ると「目の周り」ですが、中から見ると副鼻腔や上咽頭ととても近い位置にあります。この部位に炎症があると、粘膜の血管の炎症・粘膜の腫れ・リンパの滞りが起きて、その炎症が目の周りに波及していくのです。

典型的なパターンとして、眉間から目の周りをぐるっと囲む、蝶の形のような炎症が出ることがよくあります。そんな症状があったら、副鼻腔や上咽頭の炎症を疑ってみてください。

 

「副鼻腔炎」と「上咽頭炎」とは

副鼻腔炎

鼻からつながる空洞(副鼻腔)に炎症が起き、粘液が溜まったり細菌・ウイルスが繁殖したりして、周囲の組織が腫れている状態です。慢性的な鼻詰まり・鼻水、または自分の鼻の中の匂いが臭いと感じることがある方は、副鼻腔炎の可能性があります。中でウイルスや細菌が繁殖して匂いが出てしまっているのです。

上咽頭炎

上咽頭は鼻の奥の空間で、喉と鼻をつなぐ部位です。ここが炎症を起こすと副鼻腔にもつながりやすく、結果として目の周りの炎症・腫れ・かゆみとして出てきます。

内臓の炎症はそのままその部位の表面に出るという考え方のもとで言うと、鼻の副鼻腔に炎症があれば、その上にある目の周りに炎症が起きる——この構図が、目周りのアトピーが長期化する大きな原因のひとつになっています。

 

副腎疲労との関係も見逃せない

上咽頭炎や副鼻腔炎が長く続くと、体はその炎症を抑えるためにコルチゾールを出し続けます。その結果、これらの炎症が続いているがゆえに副腎疲労が治らないというケースもよくあります。

副腎疲労の改善として「上咽頭炎Bスポット治療」がよく推奨されますが、これは目元にアトピー症状がある方にも当てはめることができます。目の周りが治らない方は、ぜひ上咽頭と副鼻腔へのアプローチを取り入れてみてください。

目の周りのアトピーに効く、具体的な3つのケア

① 鼻うがい

鼻腔を洗浄することで、副鼻腔の細菌・ウイルスを直接ケアします。おすすめは「サイナスリンス」という鼻うがいキットです。ただの水だと痛いので、生理食塩水を作って行います。薬局やAmazonでも手軽に手に入りますので、ぜひ試してみてください。

② 炎症を悪化させる食事をやめる

小麦・乳製品・アルコール・カフェイン・添加物・質の悪い油など、粘膜の炎症を悪化させる食品はできるだけ控えます。グルテンフリーの代替品を活用するのも良い方法です。

③ 抗炎症の栄養素+粘膜を作る栄養素を補う

炎症を抑えるだけでなく、粘膜自体を強くする栄養素を同時に補うことがとても重要です。炎症を抑えても、粘膜が弱いままでは同じことが繰り返されてしまいます。

  • 抗炎症の栄養素:ビタミンC、ケルセチン、ビタミンD
  • 粘膜を作る栄養素:ビタミンA、亜鉛、グルタミン(アミノ酸)

まとめ

  • 目の周りのアトピーは、副鼻腔・上咽頭の炎症が皮膚に反射しているケースが多い
  • 眉間から目の周りを囲む蝶の形の炎症は、副鼻腔炎・上咽頭炎のサインかもしれない
  • これらの炎症が続くとコルチゾールが消耗され、副腎疲労が治りにくくなる
  • ケアは「鼻うがい」「炎症を悪化させる食事をやめる」「抗炎症+粘膜の栄養素を補う」の3つ
  • 目元に何かを塗る前に、まず鼻と喉の炎症ケアを優先する

私自身、鼻と喉をしっかりケアしてから、目の周りの症状が出なくなりました。外に出るのが楽しくなりました。人と会うことへの緊張がなくなりました。

目の周りに何かを塗ることより先に、鼻と喉の炎症ケアから始めてみてください。皮膚の上に出ている炎症は、皮膚の内側・内臓の炎症が関わっていることがとても多いのです。

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