「ビタミンCを飲んでいるのに効果がない」——それ、飲み方が間違っているかもしれません

栄養療法
栄養療法

「ビタミンCを飲んでいるのに効果がない」——それ、飲み方が間違っているかもしれません

 

こんにちは、笹森香納子です。

 

「ビタミンCは毎日飲んでいますよ」とおっしゃる方の多くが、朝と晩に1回ずつ、または1日1回まとめてという飲み方をされています。

でも実は、その飲み方ではアトピーや体の状態を改善するにはあまり意味がない摂り方になってしまっているかもしれません。

今日は、なぜビタミンCを1〜4時間おきに1000mgずつ摂るのがいいのか、その理由を詳しくお伝えします。

 


ビタミンCが「こまめに摂る」必要がある理由

ビタミンCはとても働き者のビタミンですが、体の中に保存し続けられないという大きな特性があります。

ビタミンCは水溶性ビタミンのため、使われなかった分は尿として排泄されてしまいます。研究データでも次のことが報告されています。

 

  • 血中の半減期は30分〜2時間
  • 1000mgを超えて摂取すると吸収率が急激に落ちる
  •  

つまり、一度に2000mg・3000mgと大量に飲んでも全部吸収されないし、数時間後には血中濃度がガクッと下がってしまうのです。

だからこそ最も効率的な飲み方は、1〜4時間おきに1000mgをこまめに摂取し続けること。これによって血中のビタミンC濃度を一定に保つことができます。

 

 


炎症が強い時は「1〜2時間おき」に増やす

次が特に重要なポイントです。

以下に当てはまる方は、通常の3〜4時間おきではなく、1〜2時間おきに1000mgを摂ることをおすすめします。

  • 皮膚の炎症が強い
  • 内臓や粘膜の炎症が強い
  • 風邪を引いている
  • 疲労感が強い
  • 日焼けを多くした
  • 副腎疲労・慢性疲労の状態にある

なぜ炎症が強い時は短い間隔で摂る必要があるのでしょうか。

炎症や感染・ストレスがあると白血球が活性化して活性酸素をたくさん出します。その活性酸素を除去するためにビタミンCが大量に消費されます。さらに副腎でコルチゾール(抗炎症・免疫抑制ホルモン)を作るときにも、ビタミンCを大量に使います。コルチゾールをたくさん出す必要がある人ほど、ビタミンCの消費量が高いのです。

通常の間隔では消耗に補給が追いつかない——だからこそ、炎症が強い時期は間隔を短くして摂り続けることが大切です。

 


ビタミンC+αリポ酸の組み合わせがおすすめ

ビタミンCをさらに効率よく使う方法として、αリポ酸と一緒に摂ることをおすすめしています。

αリポ酸には、酸化してしまったビタミンCを還元して再びビタミンCとして使える形に戻す働きがあります。研究でも、アルファリポ酸がビタミンC・ビタミンE・グルタチオンなどの抗酸化物質をリサイクルする作用があることが報告されています。

ビタミンC+αリポ酸の組み合わせで、抗炎症・抗酸化の連携プレイが生まれます。

私自身、アトピーの炎症が辛かった時期にこの2つのサプリを1〜2時間おきにこまめに摂取したところ、赤みや炎症がものすごく治まったという体験があります。「ビタミンCってこんなに炎症に必要なんだ」と体の芯から感じた瞬間でした。

 

 


食品から摂るのはほぼ不可能——サプリを賢く活用する

「食事から摂ればいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、1回に1000mgのビタミンCをレモンで補おうとすると約50個分のレモンが必要です。それを1〜2時間おきに食べ続けるのは、当然現実的ではありません。

こういう時こそ、サプリメントを上手に活用してください。ビタミンCのサプリは手軽に手に入り、頻回摂取にも向いています。

 

 


まとめ——ビタミンCの正しい飲み方

  • ビタミンCは水溶性で体内に蓄積できない。こまめな補給が必須
  • 通常時:3〜4時間おきに1000mg
  • 炎症・疲労・副腎疲労が強い時:1〜2時間おきに1000mg
  • 1000mg超えの一気飲みは吸収率が落ちる。分けて摂ることが大事
  • アルファリポ酸を一緒に摂るとビタミンCをリサイクルしてくれるので相乗効果が高い
  • 食品での摂取だけでは到底補えない量が必要。サプリを賢く活用する

ビタミンCは美容だけでなく、抗炎症・細胞の酸化ストレスから守る・コルチゾール分泌のサポートという、アトピー改善に直結する働きを持つビタミンです。体の中で生成できないからこそ、正しい飲み方で確実に補い続けることが大切です。

ぜひ今日から飲み方を見直してみてくださいね~!

 


この内容を動画で見たい方はこちら▽

公式LINEでは食事についての基本資料を配布中!
アトピーの方が気をつけたい調味料の選び方など、LINE限定の情報も発信しています。

LINEで登録する

concept

ATOPIXでは、
アトピー性皮膚炎を病気として捉えません。
からだの状態の結果と考えます。
アトピーが現れるからだの状態について
からだのしくみを
分子栄養学、東洋医学、中医学、神経系、心理面を
あらゆる角度から見て
その治療方針を情報を発信するサイトです。