アトピーの人が一般の人より消費しているミネラルがある——マグネシウムとアトピーの深い関係
こんにちは、笹森香納子です。
みなさんはこんな症状、心当たりはありませんか?
- いつも緊張している感じがする
- 痒みが夜に強くなる
- ストレスで一気に悪化する
- 皮膚の治りが遅い
- 寝ても疲れが取れない
- なんとなくイライラする、落ち着かない
実はこれら、すべてマグネシウム不足のサインと一致しているんです!
アトピーの人は一般の人よりマグネシウムの消費量が高いことが知られています。

今日は、なぜアトピーの人にマグネシウムが必要なのか、3つのルートでお伝えします。
アトピーとマグネシウムが必要な3つの理由
① 自律神経の緊張とマグネシウム
仕事で緊張した後、家に帰ってから急に体が痒くなる——そんな経験はありませんか?私自身もよくありました。緊張が解けた瞬間に痒みがドッと出てくるあの感覚です。
ストレスがかかると交感神経系が緊張し、そのとき体はマグネシウムを大量に消費します。交感神経が緊張すると血流が滞り、免疫反応が強く出て痒みが悪化することが知られています。
そしてここが重要なのですが、マグネシウムが不足すると交感神経がさらに緊張しやすくなるのです。

つまり、ストレス→マグネシウム消費→自律神経がさらに緊張しやすくなる→ストレスに反応しやすくなる、という負のスパイラルが起きてしまいます。この悪循環を止めるためにも、マグネシウムの補給が必要なのです。
② 皮膚バリアとマグネシウム
アトピー性皮膚炎の大前提は、皮膚のバリア機能が破綻していることです。マグネシウムはこの皮膚バリアにも深く関わっています。

- 皮膚を作るための細胞の分化
- 細胞の修復
- 皮膚の水分保持
これらにマグネシウムが必要だということが研究で分かっています。さらに、アトピーを持つ子供を対象とした研究では、血中マグネシウム濃度が低い例が多いというデータも出ています。
③ エネルギー代謝とマグネシウム
炎症を抑えて体を直していく時、体は大量のエネルギー(ATP)を使います。このATPを作り出すためにも、マグネシウムが必須なのです。
マグネシウムがないと、食べたものをエネルギーに変える代謝がうまく回りません。アトピーがなかなか治らない・慢性化しやすいという背景には、マグネシウム不足によってエネルギー代謝が追いつかないことが強く関係しています。
例えるなら、車を動かすのにガソリンだけでは動きません。エンジンオイルや他の部品があって初めて動く。マグネシウムは車のエンジンオイルや歯車の役割を果たしているのです。

さらに、体の筋肉が緩む感覚——そのリラックス感もマグネシウムと関係しています。マグネシウムがなくて体を緩められないと、自律神経が「危険が迫っているのでは」と捉え、交感神経が優位になってしまいます。体のリラックスのためにも、副交感神経を優位にするためにも、マグネシウムは必須なのです。
栄養療法を始めるなら「まずマグネシウム」
私自身が栄養療法でアトピーを改善していった時、一番最初に取り始めたのがマグネシウムを含むミネラル類でした。

なぜかというと、ビタミンB群・ビタミンD・ビタミンAなどさまざまなビタミンを補っても、マグネシウムがないとそれらのビタミンをうまく使えないという仕組みがあるからです。栄養療法の土台となるのがミネラル、その中でも特にマグネシウムなのです。
マグネシウムの種類と取り方
マグネシウムのサプリメントにはいくつかの種類があります。
- クエン酸マグネシウム
- リンゴ酸マグネシウム
- リポソームマグネシウム
- 高濃度の塩化マグネシウム
用途や体の状態によって使い分けるのもよいと思います。私は普段から高濃度の塩化マグネシウムをご飯やお鍋に少し入れるという形で、日々の食事の中にもマグネシウムを取り入れています。サプリだけでなく、食事でもこまめに補給していくのがポイントです。
まとめ
- アトピーの人は一般の人よりマグネシウムの消費量が高い
- ストレスでマグネシウムが消費され、さらに自律神経が緊張しやすくなる負のスパイラルが起きる
- 皮膚バリアの形成・修復・水分保持にマグネシウムが必要。アトピーの子供は血中濃度が低い例が多い
- 炎症を修復するエネルギー(ATP)を作るにもマグネシウムが必須。慢性化の背景にある
- 栄養療法を始めるなら、まずマグネシウムから。他のビタミンを活かすための土台になる
マグネシウムは地味に見えて、アトピー改善の根幹を支えるミネラルです。ビタミン類を取る前に、まずマグネシウムをしっかり補給すること。ぜひ今日から意識してみてください。
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