10年以上のアトピーを完治させた私が、実際に実践した食事法

アトピー治療記
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10年以上のアトピーを完治させた私が、実際に実践した食事法

今回は、私が10年以上付き合ってきたアトピーを完全に治すまでに実践した食事法をお伝えします。

今の私は、体のどこにも湿疹が出ていません。ラーメンもパンも、誰かと楽しむときに食べています。昔アレルギーがあったものも、ほぼすべて食べられるようになりました。

でも最初から何でも食べられたわけではありません。体を直す時期に、「何を食べるか」よりも「何を体に入れないか」を徹底したことが、大きな転換点になりました。

今日はその具体的な内容をお伝えします。

 

まず控えた食品5選

① グルテン(小麦粉)

グルテンは小麦に含まれるタンパク質で、パンやうどんのもちもちした食感のもとになるものです。ただこのグルテン、消化がしにくく、未消化のまま腸に残ると腸壁の結合(タイトジャンクション)を壊してしまうことが知られています。これがいわゆるリーキーガット(腸漏れ症候群)です。

腸壁に隙間ができると、そこから未消化のタンパク質や細菌が全身に回り、強い炎症・アレルギー・副腎疲労につながります。消化力が弱っている方・粘膜が弱っている方・長期のアトピーの方は、まず小麦をしばらくお休みすることをおすすめします。

② 乳製品

乳製品に含まれる乳糖は、日本人の中に消化できない方が多くいます。私自身、牛乳を飲むとすぐお腹を壊し、ヨーグルトを食べるとお腹がぽんぽんに張るタイプでした。腸への負担になるため、体を整える時期は避けていました。

ただしバターやギーは乳糖が少ないか含まれないため、こちらは取り入れていました。

③ お砂糖

砂糖は血糖値の急上昇・急降下を引き起こし、機能性低血糖症の大きな原因になります。さらに砂糖を多く取ると、体のマグネシウムやビタミンB群を大量に消費してしまいます。体を直すために必要な栄養素を、砂糖が奪っていくのです。せっかく栄養を補っても、砂糖でどんどん使われてしまうのはもったいない。そういう意味でも、体を整える時期はお砂糖をやめていました。

④ アルコール

お酒を飲んだ後に痒くなった経験はありませんか。アルコールはヒスタミンを増やし、コルチゾールを大量に消耗させ、血糖値を下げて低血糖症状を引き起こします。体を直したい時期は、完全にお休みしていました。

⑤ カフェイン

カフェインは交感神経を緊張させ、血糖値の安定をとても妨げます。体が治る・回復するときは、副交感神経が優位になっている状態の方が断然有利です。そこにカフェインを入れてしまうと、回復しようとする体の働きを止めてしまうのです。もったいない、という一言に尽きます。

 

何を食べていたか——食事の内容

食事は和食中心でした。お肉/お魚・お野菜・お味噌汁・ご飯という、和食の基本のような構成です。

特におすすめなのが、しっかりお出汁を取った味噌汁。腸に優しく、ミネラルも補えます。

タンパク質は植物性+動物性を組み合わせる

消化しやすいタンパク質として取り入れていたのは、大豆製品などの植物性タンパク質と、お魚・鶏肉などの動物性タンパク質です。

「植物性の方がいい」と植物性ばかりに偏ってしまう方も多いのですが、タンパク質は植物性と動物性を組み合わせて取るのがベストです。例えば、「鮭+納豆」「魚と豆腐と揚げの入った味噌汁」など、両方が取れる組み合わせを意識していました。

ちなみに私は大豆製品を食べすぎて大豆アレルギーになった時期があります。1つの食材を長期間大量に取り続けると、アレルギーになりやすいので気をつけてください。

 

見落としがちな2つのポイント

① 消化酵素を必ず取る

食事のたびに消化酵素を取ることは、当時の私にとって欠かせないルーティンでした。大根おろしでも補えますが、サプリメントの消化酵素の方がより強力です。私は今でも消化酵素を取り続けています。焼肉やステーキなど消化の重いものを食べるときは、量を増やして飲むようにしています。

② お塩と油をしっかり取る

「塩分は控えめに」「油はカット」——アトピーの改善を目指している方ほど、この2つを抜きがちです。でも実はこれ、逆効果になることがあります。

お塩について

長期のアトピーの方は副腎疲労になっていることがほとんどで、その状態になると体から塩分が抜け出しやすくなります。決して薄味にせず、天然素材・昔ながらの製法で作られた味噌や醤油をしっかり使っていました。天然由来の調味料はミネラル含有量が高く、体への負担が少ないからです。

油について


肌の保湿に必要なのは脂質です。さらに細胞膜自体も脂質でできています。油をカットすると、肌がカサカサになるのは当然なのです。

私が体を直していた頃は、朝小さじ1・昼小さじ1・夜大さじ1の油を毎日必ず摂取していました。ごま油・圧搾なたね油・エキストラバージンオリーブオイルなど、品質の良い油を普段使いにすることがとても大切です。ココナッツオイルやギーだけに頼らなくていい。油はバランスが大事で、アトピーの方は必要な脂質量が健康な方より多い傾向があると感じています。

これは、ずっと続くわけじゃない

食事制限と聞くと、「一生こんな食事を続けるの?」と思うかもしれません。でも、そうではありません。

私は今、ラーメンもパンも食べます。ピザもパスタも、誰かと楽しむときには食べています。昔アレルギーがあったものも、ほぼ全部食べられるようになりました。

「我慢」と思うとストレスになります。「体を整える時期だけ控える」という捉え方をしてください。

人生のうちの1〜2年、食事を丁寧に整えること。長い目で見れば、そこまで長い期間ではありません。その期間をしっかり過ごすことで、腸壁が整い、腸内細菌のバランスが改善され、免疫が落ち着き、皮膚の炎症が出にくくなっていきます。

私がその生きた証拠です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

まとめ

  • 控えた食品はグルテン・乳製品・砂糖・アルコール・カフェインの5つ
  • 食事は和食中心。出汁をしっかり取った味噌汁が特におすすめ
  • タンパク質は植物性と動物性を組み合わせて取る
  • 消化酵素を毎食取ることが腸への負担を減らす
  • 副腎疲労の状態では塩分が抜けやすい。天然の調味料でしっかり補う
  • 油は肌と細胞膜に必須。品質の良い油を毎日しっかり取る
  • 食事制限は「ずっと続くもの」ではない。体を整える期間だけのもの

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