アトピー治療記⑤ 〜ステロイドの逆襲〜
アトピー治療の過程で、体が動かなくなり、顔のステロイドを捨てた5月5日。すでに座ってもいられません。インナーマッスル的なものに力が入らないので、座るとどんどん体がズルズル滑ります。
気力すらないようです。
声が出すのも一苦労、全身痺れて動けず。
今までは背面に多く出ていた湿疹(お腹を除く)が待ってましたとばかりに前面に出てきます。
この写真の鎖骨〜首周りはなんと一晩でここまでなりました。↓(顔も出てますねー)
そして顔面も、腫れと赤みが徐々に訪れてきます。
これが脱ステロイド。
ステロイドの作用は
・抗炎症 ・免疫抑制
からだが治ろうとする作用が「免疫」と「炎症」ですが、それを抑制する働きを持ちます。過剰な免疫反応、炎症反応はからだにとって負担になるので、時としてとても大事なお薬。反面、からだの治そうとするミトコンドリアの働きも抑制すると言われています。 pic.twitter.com/NGifHu9YuT— 笹森 香納子|教育家【教育×栄養】 (@kanoko_sasamori) July 1, 2024
最後まで顔に塗っていたステロイドを切ったことで、もともと枯渇していたコルチゾールは体から0状態。ステロイドは抗炎症、免疫抑制作用をもちます。ステロイドで抑えられていた炎症が「待ってました!」とばかりに勢力を強めていきます。
また気力体力共に切れ、交感神経はダウン状態です。
死ぬ気で針灸院へ
GWが明けたので、針灸院に駆け込みます。車の運転もままならず、人生で一番危ない状態での運転でした。集中が持たないし、体が死にかけているため判断がつきにくい。交感神経優位にならないので、集中できないんですね。最後の力を振り絞って、最低速度ギリギリで運転です。
じわじわとくる顔への発疹
針灸院に到着すると、なんと大丈夫大丈夫と迎えられました。
後々聞くと、菊池先生もこの様子に驚いていた様ですが、その時はまったくそんな素振りを見せず。とにかく安心をさせてくれたのでしょう…。
私としては、もう絶望の淵にいましたので、「あ、大丈夫なんだ〜」とその態度にどれだけ救われたかわかりません。
サプリメンテーション
ここから、サプリの摂取も本格化します。
ミネラル複合サプリ(カルシウム(乳由来)・クロム・マンガン・セレン・マグネシウム・カリウム・亜鉛・鉄・銅などのミネラルとビタミンDなどを含む)を30分に1回摂取。
炎症で失われるミネラルを随時補給&腸内洗い流しといったところです。
この日から完全なグルテンフリー
いままでは、なんだかんだ職場の昼食(保育園勤務)にでるものや、麺類は時々食べていたものの、「それどころじゃないな」と私も本能で察知。食事を完全に見直し・変更しました。(また別の記事にまとめます)
当時の記録
このね、「耳の傷からバイキンが入った」ことが、死ぬほど痛くてですね…
これ、耳の傷からバイキンが入ったわけじゃないことに後日気づくのですが…
痛みで泣きました。耳が痛いって、すごいんですよ。
次回
「壮絶!脱ステで起こった10のこと」