さて、今回は当時の記録を基に振り返ります。
見事に交感神経と背側迷走神経の間を行ったり来たりして、最後には背側迷走神経の休息モードになり、からだを緊張させることができなくなります。
※人気講座、こころの講座「ポリヴェーガル理論から見る人間理解」より
神経系が自分の神経系を安定させるための自己調整機能がシステムダウンしたのでしょうね。
・治療記③はこちらからどうぞ
▷アトピー治療記③〜効かないサプリのその理由〜
アトピー治療記④〜交感神経の陥落〜
前回のブログは4/16(2019)のことですが、ここから10日間(〜4/26(金))にかけて、体全身にアトピーの症状が日に日に悪化していきます。
4/21の手記には、もはや1日の記憶が「しんどい」しかないとの記述が。
(個体差かつ、今に比べるとまだ未熟なサプリメンテーションなので同じ様に飲むことはしないでくださいね〜)
GW(8連休)が始まり、交感神経が落ちる
GW初日は畑仕事とかしていた。(外面で生きていたので元気を偽っていた)
交感神経と副交感神経の働き
自律神経というのは交感神経系と副交感神経系から成っていますが、体にストレスがかかった時、人間はまず交感神経を優位にして、ストレスに立ち向かいます。
交感神経系の別名は【闘争と逃走の神経】と言われています。
カテコラミン系のホルモンを出して、攻撃的姿勢でストレスを乗り越えようとします。
副交感神経系の別名は【休息と消化】(背側迷走神経)
ストレス下において、静かに、ただ生命の機能を維持することに特化していきます。
(話はそれますが、長年の虐待・DVなどで虐待相手に反抗をすることができなくなるのも、これが関係します。)
長いストレス下、人の体は最終的にストレスに対して副交感神経系を優位にして乗り越えようとします。
GWにはいり気が抜ける(=背側迷走神経にバトンタッチ)
わたしはこの時、体の状態がこう…もう機能がほぼ弱っている。
このことがすでに、体にとってストレスなわけですから、慢性的にストレス過多だったわけです。
でも働かなきゃいけないし、動かなきゃいけないし、なんだか人の目を気にして生きていた真っ盛りなので、もう交感神経の緊張(優位)が強かった。
しかし、2019年のGWといえば、史上初(?)の8連休です。
これまで、毎日明日も仕事だ、と鞭を打って体を動かしていたのが、「明日から長い休みだ…」となった瞬間完全に交感神経が落ちまして、副交感神経が優位になりました。
そこからです。
体が動かなくなります。(見事な安静と消化の徹底)
連休中は実家(長野)に療養を目的に帰省していたのですが、ほぼ寝られず、ほぼ動けず。
かろうじて食べるだけ、車で移動させてもらうだけ…の状態に。
体調の記録
ここからは当時の記録をご覧ください。心の叫びが素直に書かれています。
実家に帰ったことで、からだが背側モードに。日に日に状態は悪くなっていきます。
夜にほぼ寝られない日々を過ごします。
この状態でも保育学会に参加しようとしているのが、今思うと笑えます。休むなんてことを言えないタイプでしたので。
※途中抜けている日は、家で野垂れていたのか、記憶も記録もありません。
ということで、次回はいよいよ全身の写真つきでの
- サプリメンテーション
- 食事内容
- 皮膚アプローチ
になります。
顔のステロイドを切ったことで、すべてのコルチゾール様ホルモンが絶たれ、見事なステロイドの逆襲を受けますので、グロテクスな画像が苦手な方は目を薄めて見てくださいね。