全身湿疹・副腎疲労・寝たきり——そんな私が行った、間違った糖質制限
こんにちは、笹森香納子です。
今の私は、筋トレに通い、市販の化粧水も気にせず使えて、アトピーをほとんど意識しない生活を送っています。
でも、そんな今があるのは、約10年間、アトピーに心まで苦しめられ続けた日々があったからです。
「悩んでいた」という言葉では足りないくらい、アトピーは常に私のそばにいました。今日はそのリアルな体験を、正直にお話しします。
9年前、あの頃の私の状態
一番しんどかったのは、今から9年ほど前。顔・お腹まわり・体全身に湿疹が出ていました。

体の状態もひどくて、2016年頃はほぼ毎日低血糖を起こしているような状態。当時はそれが低血糖だとすら気づいていませんでしたが、今思い返すと典型的な機能性低血糖症の状態でした。
休日の過ごし方はこんな感じです。
- 昼の2時ごろ、やっと起きる
- 2時間かけてご飯を作って食べる
- 夜8時ごろまでまた寝る
- 体を引きずるようにお風呂に入る
- その後、朝まで気を失うように眠る
休日に何もできない。今思うと、これもまた副腎疲労の典型的なパターンでした。
10個以上試した、アトピー改善への模索
とにかくステロイドを使いたくなかった私は、ありとあらゆることを試してきました。代表的なものだけでも、これだけあります。
- 糖質制限
- タンパク質除去
- 脂質の完全除去(過酸化脂質が悪いという情報から)
- 玄米菜食
- 高際診断
- 漢方
「これが良い」と聞けば調べて、取り入れて、だいたい3〜4ヶ月は続ける。そんな日々を繰り返していました。
でも根本的なことにアプローチできていないから、どんどんひどくなっていく、そして疲れていく。まさに負のスパイラルでした。
間違った糖質制限が、体を壊していた
特に影響が大きかったのが、糖質制限の誤った実践です。
当時はちょうど糖質制限ブームで、私もがっつり取り組んでいました。炭水化物はもちろん、ニンジン・大根・お芋・みりん・トウモロコシまで、とにかく糖質と名のつくものをゼロにしていたんです。

でも本来の糖質制限は、糖質を切る代わりにタンパク質と脂質をしっかり入れるもの。私がやっていたのは「糖質を切るだけ」という、完全に間違ったやり方でした。
最初は糖質が入らないことでコルチゾールがたくさん出るため、炎症が収まったように見えます。でもそれは本当に短期間だけで、その後はアトピーが全然治らない状態がずっと続くんです。
低血糖が起きていたのも、この間違った糖質制限が大きな原因のひとつでした。
途中でステロイドに頼るようになった理由
2017年ごろ、ついに顔だけステロイドを使い始めました。
顔に出るのが一番嫌で、色々やりすぎて、もう疲れてしまったのです。
でも今度は、ステロイドも効かなくなってしまったという経験をします。
試せることを試し尽くして、疲弊して、それでも治らない。あの頃の絶望感は、とても言い表せないほどです。
回復のきっかけになった出会い
転機になったのは、素晴らしい鍼灸の先生との出会いでした。
その先生と一緒に始めたのが、次の3つのアプローチです。
- 鍼灸・内臓クラニアル(身体への直接的なアプローチ)
- 分子栄養学による栄養療法(体内環境を整える)
- 神経系心理学(自律神経・ストレス反応へのアプローチ)
ただし、先生のところに行ってすぐに良くなったわけではありません。先生は「体は良くなっているよ」と言ってくれているのに、体感としてはむしろ悪くなっているように感じる時期もありました。
あれは一体何が起きていたのか——今なら理解できます。その話は次回以降に詳しくお伝えしていきますね。
今の私
今は、赤くなったり、血が出たり、かさぶたになるような湿疹は一切出ません。
寝不足や疲労が続いたときに、少し目元が赤くなったり、何かに反応して肌がポリポリする程度。それも、体を整えれば落ち着きます。
デッドリフトは120kgまで上がるようになりました。笑
市販の化粧水も普通に使えています。アトピーに心を奪われない生活が、やっと手に入りました。
まとめ
- 10年以上、アトピーと体調不良に苦しんだ時期があった
- 間違った糖質制限が、機能性低血糖症・副腎疲労を悪化させていた
- 10個以上の方法を試したが、根本アプローチができていなかった
- 鍼灸・内臓クラニアル・栄養療法・神経系心理学との出会いが転機になった
- 回復は一直線ではなく、一時的に悪化を感じる時期もある
次回は、先生との出会いからどんなアプローチをしてきたか、そして体感として悪化を感じた時期に何が起きていたのかを詳しくお話しします。お楽しみに!
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